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君に捧げる捩れ花【合本版】 (Raw – Free)

君に捧げる捩れ花【合本版】 (Raw – Free) - 【第4話】 | 自然の恵みに満ちたその村には、三人の幼馴染がいた。 狩人の子どものタイニー。村長の子どものトール。雑貨屋の子どものソーリエ。 みんなとっても仲良しで、いつだって笑っていた。 ……性別を得るまでは。 この世界では10歳で性別を得て、大人になっていく。 一足先に「男」になったトールと「女」になったソーリエを見て、二人の距離の近さにモヤモヤするタイニー。 「そっか、俺はずっと……トールのことが好きだったんだ」 そして、迎えた10歳の誕生日。 神がタイニーに与えた性別は――「男」だった。 「男」という性別を自覚したタイニーは、自分が抱いているトールへの気持ちに蓋をしたまま、二人と距離を取ってしまう。 18歳になり、トールへの気持ちも落ち着いた頃、タイニーはトールと再会する。 ずっと蓋をしていた「好き」という気持ち、「男」として生きねばという使命……。 性別が後から決まるからこそ生まれる葛藤と、二人の感情の行方は。 【合本版限定 描き下ろし漫画つき!】 ※本作品は『君に捧げる捩れ花』第1話~7話を収録した合本版です。