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怪奇探偵・写楽炎 (Raw – Free)

怪奇探偵・写楽炎 (Raw – Free) - 【第4.4話】 | 芦辺拓・有栖川有栖・二階堂黎人が揃って絶賛! 幻の本格ミステリーコミック「怪奇探偵・写楽炎」シリーズが一挙電子化。 次々に巻き起こる奇怪な不可能犯罪にJC探偵(実験部)の写楽炎と後輩の「空手くん」が挑む、まさに「本格ど真ん中」の快作。 数年前からミステリー作家やマニア的読者の間で話題になった同人誌コミックの全作品をお届けします。 ――蛇神の祠がショッピングセンターの予定地に。連続殺人事件は蛇神の祟りなのか? 芦辺拓氏がシリーズ最高傑作に推す「蛇人間」ほか、「一つ目ピエロ」「血吸い村」「踊る亡者」の全4篇を収録。 【芦辺拓氏による推薦の言葉】 よく王道の面白さとか、直球の作品と言いますが、実際にそれらと出会えるチャンスは、意外に少ないものです。よけいな要素を抜き、物語の力だけで引っ張るのは難しいことですし、まして本格ミステリの場合は、プロットをひねり、語り口に仕掛けを施すのもテクニックですから、なおさらそうなりがちです。 でも、たまには名探偵と犯人の真っ向勝負を見たいと思いませんか。ド派手で意表を突いて、しかも堂々と読者の目をくらましてみせる、王道にして直球の探偵小説を! 根本尚さんは、活字の世界でも少ないそうした挑戦を、漫画でやり続けている作家です。少女探偵・写楽炎と相棒の空手くんが遭遇する事件には、不可能犯罪あり猟奇殺人あり。最後に明かされる真相にはアッと驚かされるばかりで、僕たちミステリ作家にも根本ファンが多いゆえんとなっています。 根本さんの漫画には、探偵小説の原点があります。これからミステリを読み始める方にも、読みすぎて面白さを見失った人にもおすすめです!